窯出し

9月17日から7日間焼成した穴窯の窯出しに行ってきました。

窯の持ち主”カツクン”は自分の思うグリーン色のビードロが作品に出ることを目標に、毎年あれこれ考えながら年に一度の窯焚きを迎えます。私も3年前から参加させてもらってますが、きれいなビードロが出たのは一度だけ…

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灰のかぶり方、火の流れ、温度、冷まし方…いろんな要素がうまくいってはじめて生まれるものなんです。

私は穴窯はほとんど初心者なので、毎年楽しんで参加してますが、人の力だけではどうにもならない焼き物らしい焼き物…こんな世界にストイックに挑戦する作家もすごいなァと感心します。

今年は2年続いてあまり焼きがよく上がらず、来春にはもう一度窯のレンガを積みなおしするそうです。こんな苦労も、1窯に数個の納得のいく作品と出会えることで報われるんですね。

さて、今年の私の作品は、焼成8時間前に制作して、おなま(乾燥してない作品のコトをいいます)のまま入れた3点。最後に入れたということで、場所は窯前のいいところ(灰が沢山かかる場所)。灰釉は冷却に時間がかかって、少しくすんだ感じにしあがりましたが、なかなか面白く上がりました^^

2015-10-06 11.58.04

 

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